ごいしブログ

のんびり毎日の日記を綴ります。

社会人になる準備は出来ているか?

内容

  1. 自己分析という曖昧なものについて
  2. 社会でサバイブする意識の低さについて~「劇場版 そして、生きる」を見て~
  3. 就業レディネスについて

 

最近、社会人になる事に活きる多くの学びを得られた。

 

それは、自分の危機感に根差したアンテナが立っていたからこそ、であり

「人に相談する」という、圧倒的な近道を自分で選べたからこそ、だと思う。

 

いっぱい自分を褒めてあげよう。

 

「人に相談するのは悪いことじゃないんだよー」

「人に頼られると嬉しいもんでしょー?」

「だんだん頼れるようになれるといいねー」

 

よしよしヾ(・ω・`)

 

 

 

①自己分析という曖昧なものについて

 

先日少しお世話になっている方に、自分の就活の状況とこれからを相談をしに行った。

 

「君を見てると昔の僕を見てるみたいだよ」

「きっとこの子は内定一個も貰えないだろうなあって思ってた」

「だって君こだわりないじゃん?そういう人って就活難しいんだよね」

「その感じだと、多分今行こうとしてる会社3年で辞めると思うよ」

「君、就活舐めてるでしょ。人生で一番大事な時期なのに」

ベンチャーって零細企業を格好良く言ってるだけだからね?名前とかカテゴリーに騙されちゃだめだよ?」

「内定承諾書出した後に蹴るのは、法的にOKでも道徳的には基本ダメなんだよ。それでどれだけ会社の負担が増えるか。小さい会社ならなおさらだよ」

「社長連れてぼくのお店を接待にでも使ってよ」

「今度内定祝いでご飯でも行こうね」

 

そんな話をしてる中ですごく納得した話があって

 

「自己分析をしてやりたい仕事を見つけるって言うけど、インターンで色んな仕事を体験して初めて『これがやりたいかも』って分かるのであって、大してインターンに行ってない人が自信持って会社を選べる訳ない。それで自分に合う会社に入れるかもしれんけど、そんなの運じゃん?」

 

確かに1社しかインターンに行ってない自分は

「この仕事やってもいいな(けど、他にもっとやりたい仕事があるのかもしれない)」

「社会人になる自分が全く想像できない」

とか考えることがあった。

 

他にも要因はあるけど、インターンに行った回数が少ない人の中には同じ考えを持つ人も少なくないかもしれない。

 

卒業までの間に、色々な仕事の体験や短期バイトに申し込んだり、色々な職業の人の話を聞きに行くことで少しでも経験値を増やせればと思う。

 

これからインターンにいくような人たちは、色々な業界、職種、規模の会社を幅広く数も意識して見てほしいなと思っています。

ファイト!(∩´∀`)∩

 

 

 

②社会でサバイブする意識の低さについて~「劇場版 そして、生きる」を見て~

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先日、「劇場版 そして、生きる」を見た。

もともと「JOKER」を見るつもりだったのに、盛岡で撮影してると聞いて急に興味が湧いて観たんだった。

 

すごく感動的な映画だったし、その中で大きな気付きが1つあったので記したい。

 

映画の概要としては

主人公の盛岡育ちで女優志望の女の子が、2011年の東日本大震災を機に被災地でボランティア活動を行う。その中で出会った男性と恋に落ち、その後さまざまな苦難を経験するが、それでもたくましく生きていく、といったものだ。

 

「もう止めてあげて!」

と後半は目を覆いたくなるくらいしんどかったし、自分も被災地に縁があって、被災地で出会って結婚した友達もいたから自分事に感じられたし、震災の描写やら表情やら発言やらあまりにリアルで、感受性豊かな人はトラウマになるのではという程だった。

 

 

そんな映画で気付いたのは

自分の「社会をサバイブする」という意識の希薄さ 

だった。

 

「そうだ。こんなにも社会で生きるという事は色んなリスクと隣り合わせで、いつ自分がリスクを背負う事になるかわからない。自分はどれほど恵まれているのだろう。親からの愛情もそれなりに受けて、それなりで貧しくない暮らしの中で、何の障害もなく、不便もなく、大切な人の死も経験しておらず、大きな災害には遭遇せず、善き人にも恵まれ、好きに生きなと家族に言われ、習い事をさせてもらい、予備校にも一年通い、大学の学費も家賃も出してもらい、就活にもほぼ口出しされずに、応援してくれる。どんな奇跡的な状況で自分は生きているのだ。守られてきたのだ。我慢させてきたのだ。心配させてきたのだ。もっと現実をちゃんと知ろう。ちゃんと目を背けてきたことにも向き合おう」

 

そんな風に思った。

 

「社会を舐めていた」

というよりも

「(社会の中で)生きるという事はどういうことなのか?それはどんなリスクを孕んでいるのか?が自分事として落とし込めていなかった」

という方が正確だと思う。

 

これは自分にとってすごく大きな気付きで

就活等で自分の人生を考えるうえでの「土台」が、自分には全然なかったのだと気付いた。レディネスがまだ形成されていなかった。

 

そのレディネスの形成も就活が担っているのだとしたら、本当にただの怠慢だけど。

でも、そうなのかもしれない。

 

「これからどうやってサバイブしよう」

現実的に戦略的に。

 

 

 

③就業レディネスについて

 

昨日エンカレのイベントにたまたま参加することになった。

 

本当は後ろめたい気持ちがあるから、プロジェクター貸したらすぐ帰ろうと思ってた。

けど、お世話になった、やっぱり好きな、友達のような、先輩?の講師から「ごいし帰らんどいてよ~」って言われたから渋々参加した。

 

内容は

「社会人になる準備をしよう」

という感じで20卒の内定者に向けてのものだった。

 

そこで就活で重要な要素の整理をして頂いたので、頭をまとめつつ記したいと思う。

 

まず、「社会に出ることに不安を感じているか?」

という質問が投げかけられた。

 

個人的には不安を感じていて、どこに感じているかと言うと

「金銭面の不安」

「社会人の自分がイメージできない事から来る、漠然とした不安」

を答えた。

 

 

会場は半々で、不安ではない理由として挙がったのは

「大学の勉強で得ることにあまり価値を感じていない。早く実際に働いて農業をやりたい。自分の力を試したい」

「社会人になればふるまいなども自然とそうなっていくと考えるから、そういう不安はない」

「最終的なキャリアとして実家を継ぐことが決まっていて、そのための途中の修業期間のようなものなので、あまり不安はない」

といった感じだった。

 

講師の方の回答としては

「多かれ少なかれ不安に思うのは当然のこと」

「大きく分けて不安の種類は、①社会人としての自分に対しての不安、②会社に対しての不安の2種類ある。どうして不安なのかを考えて、取り除けるものは取り除こう」

という感じ。

 

そして、最近の研究で言われている事として「就業レディネス」という考え方が学生と会社との良いマッチングに重要であるという話になった。

 

就業レディネスというのは、「入社への準備が出来ている状態」のことで

①就職意欲度

キャリアプラン設計度

③環境理解度

④就活理解度

⑤思い込みからの自由度

の5つから構成されているとのことだった。

 

 

特に③環境理解度について気になった。

 

会社の環境を理解しておくという事なのだが

その要素として

①業界について

②職種について

③人・カルチャーについて

④業務の幅

⑤評価制度

などがある。

 

深めると

①業界について

➡その業界全体としての勢いはどうなっているのか?規模は大きいか?

②職種について

➡仮に営業にしても、商品は有形か無形か、新規か古参かなどでいくつかに分けられる

③人・カルチャーについて

年功序列か横か、イケイケ系か落ち着いてるか、風通しはいいかなど

④業務の幅

➡部署移動があるか、仕事内容が幅広いか。営業から企画に行けると思っていたのにずっと営業のままで不満がたまるなど。

⑤評価制度について

➡昇給の仕組みについて確認出来る。会社の人にどう思われているか分かる。成長を人に伝えられると自信になる。あるスキルを持ってて自信あったのに、会社の中では全然出来ない方で自信がどんどんなくなっていく、という事があるからあった方がいいそう。

※その他

➡みなし残業代の時間が何時間に設定されているのかを確認して、どれくらいの残業を想定しているのかを確認する。

➡転職に有利かどうか?

 

とかとか。

参考になれば幸いです。

 

 

 

自分は人に相談しようという思考回路になりづらいんだけど

それはきっと自分に自信がないからで

自分の価値を高める(出来ることを増やす、得意なことを自覚する)と

自信がついて

人に相談しやすくなるのかなって。

 

自分をもっともっと好きになれるように頑張ろっと。

よしよしヾ(・ω・`)