ごいしブログ

のんびり毎日の日記を綴ります。

クリエーターの本気は真剣に味わいたい。5日目のごいし

今日は旅行で少し遠くに来た。

彼女との遠出は初めてで、わくわくどきどきと少しの不安って感じ。

 

温泉で有名な町に一泊二日することになっている。

彼女はとにかくご飯が楽しみな様子。

るんたるんた言ってる。

 

 

温泉を堪能した後、いざ夕食へ。

浴衣を汚さないように袖を留めて、席に着く。

 

 

「何だかすごいところに来てしまった。」

どこもかしこも美味しそう。

 

 

一通り取って食べてみると

「あ、マジで旨いね」って感じ。

 

お寿司、ステーキ、カニ、とかとか

目を引くものも勿論美味しかった。

でも感動するほどじゃなかった。

 

一番美味しかったのは、レタスと塩昆布の和え物。

素材が良いのもあるんだろうけど、味のバランスが完璧だと思った。

 

すっごく繊細で、品のある美味しさ。

「あ、和食って美味しいんだな」って思った。

 

それと

「ちゃんと味わいたい」って思った。

 

だから、水でお口直ししながら味わって食べた。

 

ちゃんと味わって食べたいってのもあったけど

リエーターへの敬意もあってそうした。

 

リエーターはもっとリスペクトされるべきだと思っている。

 

 

初めて「クリエーターを消費する雰囲気」に違和感を持ったのは高校の同窓会だった。

 

高校で人気だった軽音部の二人が、ステージで歌ってた。

 

でも、半分も聴いていなかったと思う。

 

きっと俺らを代表してパフォーマンスしてくれてるのに。

俺らが頼んだみたいなところもきっとあったのに。

 

あの、卑怯で薄汚い空気感をきっと忘れないと思う。

 

せめて俺は真剣に聴こうと思った。

そしてちゃんと拍手しようと思った。

 

天野、ありがとう。

 

 

リエーターは作品を享受されてこその部分は確かにあると思う。

 

でもそこに甘えたくない。

ちゃんとクリエーターを想像する努力をしたい。

ちゃんと享受する側のプライドとそれに見合う教養を身に着けていたい。

 

世の中にはいろんなクリエーターがいて、色んな形の作品が世に送り出されていると思うけど、ちゃんと享受させていただくからには、良いものは良いと、出来るだけ正しく評価して、良いものに相応な対価を払うプライドを持つ人が増えれば、社会が少し豊かで、優しくなるのではないかと思う。

 

 

 

相変わらず、バイキング食べ過ぎた(;^ω^)